土台(105・105)はシロアリの防蟻処理が施してある材料を使い、柱は(105・105)集成材を使用することにより、柱の変形や収縮が少なくなり強度が増します。
「通し柱(1階から2階までを1本の角材で通して柱とするもの)」は4寸角(120・120)、出隅、入り隅(建物の隅部にある柱の事)も4寸角です。
そして3.5寸角(105・105)の柱を入れていきます。
そこに45.5cmピッチで間柱(105・45)が入ります。強度の高い米松の集成材を使用することにより、家の安定性・強度が増します。
その上から外周部全面に構造用木質ボード(OSB)で抑えていきます。
・・・みなさん2バイ4工法をご存知でしょうか?
パネルで抑えて面で強度を保つ工法です。
・・・みなさん在来工法をご存知でしょうか?
太い柱で強度を保つ工法です。
そうです!ハウスゼロの特徴的な工法として
「在来工法と2バイ4工法」のいいとこ取り!
当社では「在来木造軸組みパネル構法」と呼んでおります。
梁は乾燥された木材を使用することにより、完成精度が高くなります。
もちろん、下地に使われている合板などは全てF☆☆☆☆でホルムアルデヒドなどの有害物質がほとんど含まれておりません。
ハウスゼロ建築の1番の自慢の一つは「躯体」です。
丁寧な仕事でイイモノを使いこなし、屈強な躯体を作る!
在来工法と2バイ4のいいとこ取りをした躯体は頑丈です!
それはもう「解体」が大変なほどに。
ハウスゼロは基礎にもこだわります!
「基礎工事は建物の基盤です!愛情を持って施工しています!」(ハウスゼロ建築責任者談)
鉄筋は、デコボコの鉄筋を10mmと13mmを縦、横200mmピッチで配筋しています。
そしてここにコンクリートを流し込む訳ですが、コンクリートの性質は圧縮力に強いのですが引っ張る力には弱いんですよ。
鉄筋の性質はその反対で引っ張る力には強いんです!
コンクリート+鉄筋=良い性質をプラスし合い、鉄筋コンクリート構造物は強いのです!
今や多くの住宅がこの「ベタ基礎」です。
コンクリートと鉄筋の付着を良くする為、鉄筋がデコボコしている(異形鉄筋)を使っています。
今回写真は御座いませんが地盤面には防湿フィルムで湿気をシャットアウトしています!
そして第三者機関による基礎配筋工事完了時で検査が入ります!
万が一の場合、保証して頂くのはこの保証機関です!
「自社」ではない「第三者」という事は、この保証機関からすれば、第三者の工事の保証をするという事になります。
おのずと「キッチリとした検査をしなければならいない」=「お客様の安心」という事につながります。
ハウスゼロが使用する建材に書いてある「JAS」というマーク。
この「JAS」の意味は(社)日本農林規格協会
[JAPANESEAGRICULTURALSTANDARD]の略です。
それは何かというと、農林物資の品質の改善、生産の合理化、取引の単純公正化及び、使用又は消費の合理化を測る為、農林水産大臣が制定した日本農林規格(JAS規格)による検査に合格した製品にJASマークをつけることを認める「JAS規格制度」のことです!
難しい言葉が並んでいますが、平たく言うと、品質が良く、環境に良い商品を農林水産大臣の名の下に検査をし、マークを付けているという事です。
そして「JAS」の下に書いてある「F☆☆☆☆」のマーク。
これは2003年7月からの建築基準改正に伴い日本工業規格のJISとJAS日本農林規格JASで、分類されていたホルムアルデヒド(発癌性があると言われている有害物質)放散量の等級表示の「FcO」「EO」の表示を☆印とその数に統一致しました。
建材には、F☆からF☆☆☆☆までの放散量によるランクがあり、中でも構成部材がF☆☆☆☆「フォースター」等級の材料から構成されている収納部品、建具、住宅部品、設備などに対する[住宅部品表示ガイドライン]に基づいた最高等級表示記号でホルムアルデヒド放散がほとんどない製品です。
この製品をハウスゼロの建築では使用しています
どのように外装が行われていくか見てみましょう。
写真は構造用パネル(OSB:OrientedStrandBoard)を貼って空いているところにサッシがはめ込む所ですがご覧の通り、大きな窓。
窓の上には約10cm程「下地材」が入っていてそこにカーテンレールを取り付けます!
自分で取り付けるんだっ!、という方は是非覚えておいてください。
(下地をチェックする針がホームセンター等で売っておりますので新築にキズをつけないよう購入をオススメします)
OSBが貼り終わればお家も衣変えしていきます。
ウッドの感じから黒いシートを着ています。
これは防水シートです。
外壁の仕上げが「モルタル」なのでアスファルトルーフィング(アスファルトを使用した防水シート)を貼っています。
近づいてみましょう
メッシュな素材が見えます。
これは「ラス網」と言ってモルタルの壁を作る場合に使用される金属性の網状の部材のことです。ラス網を張ることにより網の穴の部分にモルタルが引っかかり固定できるようになるわけです。
建物の躯体にもくっついている為、ガッチリです(コンクリートもメッシュと同じですね)。
防水シートは外壁表面で防ぎきれなかった雨水や、内部の結露水、あるいは長年の経年劣化での亀裂等から入り込んだ雨水が構造体にまで達しないようにする大切な役割があります。
つまり、外壁材や外壁の表面は1次防水、それで防ぎきれないものを構造体に入らないようにする最後の防水層という重要な役割をもっています!
外壁の新築時はピカピカで目を奪われがちですが建物の長い寿命を維持するための大切な部分なのです。
この工事の仕事の善し悪しで建物の寿命も変わってくると言っても過言ではありません。
隠れてしまう部分こそ丁寧な仕事で建物に対する真摯な姿勢が大切ですね。
お家も白くなりまして、最後の「衣替え」と言ったところでしょうか!
さきほどにも書いてある通りモルタル仕上げになっております。
もともと陽当たりの良い場所ですが、白は光を反射して明るく見えますね。
もちろん、モルタルを塗って仕上げ塗材は「F☆☆☆☆(フォースター)」です。
茶色、黒、白の衣替えを経て、外装の完成です。